
仮設住宅の情報も錯綜する中、宮城県においては最初の完成引渡は
4月28日現在(13市町 1,312戸)と報道されています。
今日は名取市のボランティアに出かけてきました。
派遣要請の内容は避難所から被災者の仮設住宅への引越しでした。
各避難所から仮設住宅に入居する人達の荷物の搬出をして、箱塚の仮設住宅へ搬入作業をするというものです。
市も仮設住宅への入居作業は始めてということもあり市の職員の方々自体が多岐に渡り把握しきれていないことが多く、またボランティアセンターとの連携が取れていませんでした。
それゆえの段取りの悪さで、ボランティアの方々の時間やお気持ちを悪戯に無駄にしたように思えました。
私は仙台内ですから近隣ですので問題ありませんが、県外や遠方からお越しの方々には地元の人間として、とても申し訳ない気持ちがこみ上げてきました。
ボランティアセンターも派遣要請の【マッチング】と呼ばれる配属のコーディネートに臨機応変さがなく、対応する人たちも柔軟性がないため実際に作業につけるまでに数時間を要します。
【受付】→ 【手続き】→ 【保険加入】→ 【説明】→ 【マッチング】→ 【オリエンテーション】→ 【資材準備】→ 【待機】→ 【出発】
文字だけで見ると当たり前の段取りですが、その進行はもっとシンプルに改善すべき事ばかり。
安全性の確保という大義名分のパフォーマンスといわれても仕方ないことばかりです。

お互いに二度と帰ってこない人生の貴重な24時間です。
被災地の痛みの一端を感じ、何かしらお役に立ちたいという真摯な人たちが居ても立ってもいられない心境でお越し下さっています。
受け入れ側の立場や諸事情も理解したい気持ちでいっぱいです。
理解したいと想う気持ちが強いからこそ、皆さんは我慢強くお待ち下さっているのではないでしょうか。
被災地である私達はその気持ちを当たり前に思わず、もっと感謝の気持でそのお心を受け取りボランティアの立場にたった受け入れ態勢を考え直す必要があります。
実際、現場は手薄です。
受け入れ態勢のこだわりと其れゆえの循環の悪さゆえに迷惑どころか、その気持ちを踏みにじっているような気がします。
【ボランティア迷惑】 大変、失礼な言葉です。
実際、被災地の現場においては決してそんなことはありません。
これでは、初心者がボランティアに対するトラウマを抱えそうです。
復旧には長期戦に及びますから、まだまだ多くの方々の手助けを要します。
参加者が生まれてきた理由(わけ)や意味を感じ、充足感や達成感を感じるような受け入れ態勢を整えてくれることを切に願いします。
各被災地のボランティアセンターで対応はことなりますことを最後に書き添えさせて頂きます。
※先日、私が伺った石巻に限っては、タイミングもあるかもしれませんが、マッチングのコーディネーターが柔軟で一時間ほどで現場に入れました。